能登半島地震で被災した石川県の日本航空学園の高校と大学校の入学式が、移転先の東京・青梅市でおよそ1か月遅れで行われた。1か月遅れで迎えた入学式。およそ340人の新入生が出席した。石川県輪島市にある日本航空高校石川と日本航空大学校石川は能登半島地震で被害を受け、先月から東京・青梅市にある使われていない別の大学の校舎に拠点を移している。日本航空学園によると輪島市の校舎は現在、復旧や復興活動に対応している人たちの宿泊場所に使われていて、戻れる時期の見通しは立っていないという。このため青梅市では多くの新入生が寮生活などを送るという。