能登半島地震の液状化で大きな被害が出た新潟県は石川県などを上回る推計約9500件の住宅被害が出た。地震発生時ある防犯カメラでは歩道橋の柱から水が吹き出している様子が確認された。その後水は瞬く間に広がり15分後には道路の片側が浸水した。被害があった西区は主に砂丘の地盤となっており液状化が発生しやすい地盤だった。傾いた家での生活は健康にも影響が出ている。幼い頃から住み慣れている自宅に住む石黒さん。液状化により自宅には亀裂が入り玄関の扉は外れて直すことができなくなっている。そして生活では引っ張られているような感じがするなど心身とも負担をかけていた。また庭に出ると隣の家の土台が崩れかけており、次地震がきたら持たないなど感じ、新しい住居を探すがすぐには見つからない。2階建ての住宅に住む大野さんは少し傾いたが大きな被害がなかったため家族で住んでいるが地震後体長がすぐれず、家の傾きが原因ではないかと考えている。