富士山から約200kmも離れた三重県鳥羽市の千鳥ヶ浜で幻の絶景が見られる。写真家の泊正徳は浮富士と呼んでいる、富士山が水平線の上に浮いたように見える現象を狙い続けてきた。見られるのは主に1月から2月で、前日が雨、水平線に雲がない、日の出前の15分間という条件をクリアしたときのみ。取材中、浮富士の撮影に成功。姿を現すのは15分程度。なぜ海に浮くように見えるのか。泊は、志摩半島の沖合を流れる暖かい黒潮の水温と冬場の外気温の温度差が大きくなり、光の屈折によって蜃気楼のような現象が起きるなどと説明。泊が撮影した暮色の登茂山、伊勢の海女などの写真を紹介。
