伊方原子力発電所から出た低レベル放射性廃棄物を、青森県にある専用の施設に向けて運び出す作業がきょう行われた。低レベル放射性廃棄物は原発の運転に伴って原子炉建物で使った金属などの廃棄物の一部を圧縮し固めたもの。今年7月時点で200リットルのドラム缶約2万4000本が保管されている。伊方原発では毎年ドラム缶約1000本の低レベル放射性廃棄物が発生しており、廃炉作業が本格化すればさらに増える見込みで、いかに処分を進めるかが課題。今月15日に青森県の港に到着し、埋め立て施設に搬入される予定。
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