アジア卓球選手権で日本が金メダルを3つ獲得した(女子団体、女子ダブルス、男子シングルス)。中国はパリオリンピックの卓球男女計5種目すべてで金メダルを獲得していて、卓球シングルスランキングでは男子の1〜5位まで中国が独占。女子は1位から4位と6位が中国の選手(5位・早田ひな選手、7位・張本美和選手)。今回、張本美和選手は女子シングルス準々決勝と女子団体決勝で中国の選手を破り、張本智和選手は男子シングルス決勝で中国の選手を破った。今回、中国女子は史上初めて金メダルを獲得できず、馬琳監督は表彰台に参加しなかった。また中国は世界ランク1位の孫穎莎選手は女子団体準々決勝で北朝鮮・金琴英選手に敗れるなど不調で、残りの試合を棄権した。孫選手はアジア選手権前日までチャイナスマッシュ2024という大会に出ていたという。拓殖大学・富坂聰教授は、「卓球だけでも人気を維持させようとメディアへの露出などを増やしているのでは」と指摘している。卓球元日本代表・加藤美優のスタジオコメント。