演技の美しさを競う新体操。その特性から無視できないのが体重管理。過度な減量をしてでも好成績を残そうとする考えがあるのも事実。そんなこれまでの常識に一石を投じる学校があった。長野県にある伊那西高校・新体操部は全国優勝の実績もある強豪校。創部から指導を続ける指導者・橋爪みすずさんに体重管理について話しを聞く。モットーは「食べて勝つ」。しかし、この考え方に至るまでは紆余曲折があった。かつてはスパルタ指導で、中でも特に厳しさの太い柱の1つが減量。新体操は美しさを重要視するスポーツ。当時は過度な減量も新体操の選手ならやむを得ないと思っていた。新体操部OG・現コーチ・塚原青さんに現役選手が知らない当時のすさまじさを聞いた。しかし、厳しくするほど成績は下がる一方。悩み続けた末、ふと選手が楽しそうじゃなかったということに気付いたという。さらに選手たちの殆どは生理不順。骨密度は同年代の平均値をはるかに下回っていることが発覚。これを機にそれまでの常識を捨てる決断をした。
住所: 長野県伊那市西春近4851
URL: http://www.inanishi.com/
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