住友商事で2年前からイントレプレナーとして事業をスタートさせているのは、グリーンケミカルSBUマネージャー・伊藤直也。精米時に廃棄物として出てくるもみ殻から「シリカ」という物質を抽出し、化粧品やタイヤ、更に今後巨大な市場であると予測されている半導体の製造に利用するビジネス構想を立案。SDGsにも貢献するアイデアが社内起業制度で採択され、現在住友商事の中で独立プロジェクトとして資金援助を受けながら事業を展開。きっかけはアフリカ、中近東で農業事業に従事したこと。お金も人も全て会社からの支給。環境系のビジネスはメリットが出るまで時間が掛かるケースが多い。お金も人も居る大企業の中だからこそ環境系のビジネスは挑戦しやすい。