TVでた蔵トップ>> キーワード

「住友金属鉱山」 のテレビ露出情報

真山が訪れたのは、千葉県市川市にある住友金属鉱山の研究センターだ。本日の開拓者は、住友金属鉱山で30年以上、新素材の開発を行う研究者・東福淳司だ。研究所の中を見せてもらうと羽毛を使っていない ダウンジャケット「ダウンレスダウンジャケット」があった。実はこのダウンジャケットは、次世代の車が集結する自動車ショーに登場し話題となった。羽毛を使っていないのにダウンジャケットと同じくらい暖かいという。なぜかというと住友金属鉱山が2005年に開発した新素材の”ソラメント”が入っているのだ。ソラメントとは、酸化タングステンなどを組み合わせた人工的な素材で、太陽光を浴びるとその熱を吸収し発熱する。そのため、生地にソラメントが練り込まれているこのダウンジャケットを着ると接する面が暖かくなるので羽毛がいらないという。
太陽の光は3つの成分に分かれる。1つは日焼けする「紫外線」・ウルトラバイオレットだ。もう1つは、人間の目で見ることができる「可視光線」だ。もう1つは、太陽の中に半分近く占めている「近赤外線」だ。この3つによって構成されている。「近赤外線」をソラメントに当てると即座に反応して、熱エネルギーに変換される。こんな透明なのに、どんなに薄い生地でも暖かくなる。真山がソラメントの”実力”を体験する。太陽光を模した光を当てて、およそ10秒でソラメント入りの手袋がサーモグラフィでもその差は明らかになるほど暖かくなった。
住友金属鉱山は、2000年代前半からソラメントを車や電車の窓ガラスに入れた商品を作ってきた。実は、ソラメントには熱の侵入を防ぐ遮熱の効果もある。太陽光を受けるとソラメントが入った窓ガラスは、熱を吸収して高温となるが車の中の温度は和らぐというわけだ。430年もの歴史をもつ住友金属鉱山。これまで、BtoB企業が相手だった。そんな中、ソラメントの可能性を感じていた東福は、会社に直談判した。”もっと多くの商品を作りたい”と。そこで目をつけたのが、アパレルだった。しかし大きな壁が立ちはだかる。
住所: 東京都港区新橋5-11-3 新橋住友ビル
URL: http://www.smm.co.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月21日放送 1:35 - 2:24 NHK総合
栗山英樹 ザ・トップインタビュー(栗山英樹 ザ・トップインタビュー)
日本製鉄の橋本会長に栗山がインタビュー。就任した2019年は国内の主幹事業で赤字だった日本製鉄。就任を打診され即答はできなかったが、考えた末に「自分の責務」と感じて決意したんだそう。会社が不調だった理由を「現状に甘んじていた」など指摘。もともと大きな会社同士が合併した経緯から、社員も危機感を失っていたと分析。2019年には過去最大となる4300億円の赤字に。[…続きを読む]

2024年9月10日放送 20:55 - 22:00 TBS
マツコの知らない世界(マツコの知らない金ゴールドの世界)
いまでも現役で金を採掘している鉱山が鹿児島にある。昭和60年から金の採掘が始まった菱刈鉱山の金の採掘量は、国内の約9割を占める年間4トン。通常の金鉱石は1トンから金3gほどしか取れないが、菱刈鉱山は1トンから金20gほど取れる。肉眼で金が認識できるのは非常に珍しい。菱刈鉱山の金ができる仕組みは、金があるのはマグマの力で熱くなっている地下水の中で、金を含んだ地[…続きを読む]

2024年8月10日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京
ブレイクスルー(ブレイクスルー)
創業から430年の住友金属鉱山。ほとんどが企業相手のビジネスであったが、アパレルへの参入を会社に願い出た東福淳司さんだが、そこには大きな壁があった。東福さんは会社内部で一部の人間から「宇宙人」と呼ばれており、それについて東福さんは「少し違うフレームにいると思われているかもしれない」と述べた。また、今の成功の最大のポイントである経営陣に対する説得について聞かれ[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.