総務省のまとめによると、ことし1月1日現在の住民基本台帳をもとにした外国人を含めた日本の総人口は、1億2488万5175人で、去年の同じ時期と比べておよそ53万人減った。この中で、日本人の人口は1億2156万人余りと、去年の同じ時期と比べると86万人余り、0.7%減った。減少数と減少率はいずれも過去最大で、日本人の人口は平成21年の1億2707万人をピークに、15年連続で減少している。去年1年間に生まれた日本人はこれまでで最も少なかった一方、亡くなった人は最も多くなり、この結果、亡くなった人が生まれた人を上回る、自然減の数は85万360人で過去最大となった。前の年より増えたのは東京都のみで、ほかの46の道府県はすべて減った。北海道で5万6603人が減少したほか、兵庫県や大阪府なども減少数が多くなっている。