天皇皇后両陛下は、大分県で行われた「全国豊かな海づくり大会」に出席し、マコガレイなどの稚魚を放流された。午後2時半ごろ、両陛下は「全国豊かな海づくり大会」の放流行事が行われる別府港の会場に到着された。雨の降る中、海上では大漁旗を掲げた地元の漁船約40隻が歓迎のパレードを行い、両陛下は笑顔で手を振って応えられた。このあと、両陛下はマコガレイやマダイの稚魚を地元の高校生から受け取られた。放流行事は、43年前に第1回の大会が開催された大分・佐伯市の漁港でも行われ、両陛下はモニターを見ながら、小学生の合図に合わせて稚魚をそっと海へと放流された。大分での2日間の日程を終え、両陛下は今夜に帰京される。