ことし世界遺産に登録された「佐渡島の金山」をめぐり、韓国政府は当初、朝鮮半島出身者が戦時中に強制労働させられた場所だとして登録に反発していたが、日本が毎年、金山の労働者のための追悼式を開くことなどを約束したことで、最終的には登録に同意した。登録後初めての追悼式が予定されているが、韓国外務省は「式をめぐる外交当局間の意見調整が十分ではない」として参加しないと発表。韓国メディアは、日本政府の代表として出席する生稲晃子外務政務官が22年に靖国神社に参拝したと指摘、それが不参加の理由との見方を伝えている。