石英は、地中に含まれる二酸化ケイ素の結晶だ。火山活動などで温められた地下水に溶け出して地面の割れ目に沿って上昇し、冷えて固まって石英になる。二酸化ケイ素が地下水に溶け出す時、周囲に金などの金属があると混ざる。そうして封じ込められたものが金鉱脈になるという。石川さんは、「普通、1tの石を掘って金が2~3gあると採算が合うと言われるが、佐渡金山は平均で5gくらい入っている」と、5gの金塊を見せた。
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