- 出演者
- 田代杏子 伊藤雄彦 坂下恵理 坂下恵理
オープニング映像。
三次市の農業用ハウスでは国産の高級ブドウ「ピオーネ」を大きく育てるために余分な実を摘み取る作業が行われている。三次市の20戸の農家で作る三次ピオーネ生産組合は、標高320mの丘陵地で昼と夜の寒暖差をいかした特産の「ピオーネ」も栽培に取り組んでいる。この次期、農業用ハウスでは房のかたちを整えたりするために、1cm~2cmほどの大きさに育った実のうち傷んでいるものや、重なっているものを摘み取る作業が行われている。農業用ハウスでの摘み取り作業は今月20日ごろまで続き、7月10日から収穫がはじまり翌日には店頭に並ぶ予定。
酒田市では昨年度、最上川河口付近の公園などの市街地にクマが出没するなどクマの目撃件数が200県を超え、記録が残る平成18年度以降で最も多くなった。これを受け市は市街地にクマが出没した場合の対応の手順を確認する訓練を始めて行い、氏の職員や警察・猟友会など約20人が参加した。この中でクマを捕獲する際、近くに住む人たちの生活に影響が少ない最上川河口付近に追い込むことや、捕獲作業中に人が近づかないように地域への呼びかけを徹底することなどを申し合わせた。一方、クマを追い込む際にはクマの生態に詳しい猟友会などと相談して車両の配置を決めるなど、関係機関で連携して取り組むことや、国の鳥獣保護区に指定されている河口付近でクマを捕獲する場合、環境省に速やかに報告することなどを確認していた。
パラ陸上の世界選手権があすから神戸市で開かれるのを前に、市内の特別支援学校の生徒たちが、選手や観客が利用する地下鉄の駅で清掃活動を行った。この清掃活動は、パラ陸上の世界選手権が神戸市で開かれるのを前に、市内の3つの特別支援学校の生徒たちが、市の中心部と会場を結ぶ市営地下鉄西神山手線の8つの駅で行った。きょう県立西神戸高等特別支援学校の3年生7人が新神戸駅に集まり、床のタイルを磨いたり点字ブロックを清掃したりした。神戸市などにある特別支援学校12校は、今回の大会に向けておもてなしの気持ちで運営に協力しようと、清掃活動のほか、選手たちに贈る記念品を作ったり運営スタッフを支援したりする活動を行うことにしている。パラ陸上の世界選手権はあすから25日まで、神戸市須磨区の「ユニバー記念競技場」で開かれる。
記事「健康診断を受けられない・不登校児に健康リスク」を紹介。側弯症と診断された大学生。不登校児の健康診断で「ほぼ受けなかった」と答えた人は約4割。横浜では、支援団体が不登校でも学校以外の医療機関で健康診断を受けられるよう、署名活動を行っている。大阪・吹田市では学校外で健康診断を受ける際の費用を負担している。
高級食材として知られる七尾湾特産の「能登とり貝」の初競りが行われ、最高等級の「プレミアム」が1個あたり2万5000円と過去最高額で競り落とされた。七尾湾で養殖されている特産の「能登とり貝」は、身が大きく肉に厚みがあり上品な甘みが特徴で、すしネタや刺身などの高級食材として知られている。能登半島地震の影響で、養殖設備の一部が壊れるなどの被害が出たが、金沢市の「かなざわ総合市場」で16日、例年どおり初競りを迎え、能登とり貝約320個が並んだ。石川県によると、ことしの出荷量は地震による被害のため例年より2割ほど減少する見込みだが、品質に影響はないという。
能登半島地震で被災した障害者の生活を支援する拠点の施設が、七尾市に開設された。新たに七尾市に開設されたのは、全国の障害者団体などでつくる「JDF=日本障害フォーラム」が運営する「能登半島地震支援センター」。被災した障害者の自宅へ出向いて部屋の片付けを手伝うほか、食料などの物資を届ける。また、車を運転することができない障害者に対しては、病院の送り迎えや、自宅から出た災害廃棄物の運搬などを支援する。さらに、公費解体や義援金の受け取りといった行政手続きについての説明を行い、申請に付き添って支援することなども検討しているという。センターは、県内の障害者団体を通じて利用を呼びかけるほか、個別の相談や問い合わせにも応じるとしている。問い合わせは070-3288-2303にて。
夏に向けて水難事故を防止しようと、玉野市で遊泳禁止を知らせる立て札の設置に向けた出発式が開かれた。出発式は玉野市教育サポートセンターで行われた。立て札は、玉野市内のおよそ140か所に設置されている。このうち半数以上がため池で、市は海や川だけでなく、ため池や用水路での水難事故にも気をつけるよう呼びかけている。毎年6月中旬~下旬にかけ、立て札が老朽化していないかなどを点検し、必要に応じて取り替えている。ことしは市東部約70箇所を点検予定。
高梁市で大ぶりな花が特徴の特産の「シャクヤク」の出来栄えを競う審査会が開かれた。高梁市のJAの施設には市内の農家が育てた濃い紫や白などの大きな花を咲かせた11品種・29点が並んだ。県や農家の代表、JAの職員など10人が花の大きさ・咲き方を確かめ、専用の機械で葉の色艶を計測していた。高梁市と園周辺は中国地方でも有数のシャクヤクの産地で、約40軒の農家が合計1.5ヘクタールで栽培している。ことしは先月末から出荷が始まり、今月下旬にかけて関西を中心に約4万本が出荷されるという。
田園続く福岡県・みやこ町。線路の近くにポツンと立つのは木製のロボット。目は自転車の反射板、胴体はコロナ禍に使ったアクリル板。お腹の中には絵本がぎっしり。自然の中で絵本に集中できる小さな図書館。「ロボット図書館」と1年半ほど前に発案した山崎周作さんは「開放感がぜんぜん違うよね」と話す。長年地域の図書館で働いてきた山崎さんは子どもたちが絵本に夢中になって成長していく姿を見守ってきた。山崎さんの自宅には1万冊を超える大量の絵本が。「想像力を育む絵本は子どもの成長に欠かせない」と1冊1冊自分で選ぶ。ロボットは時に自ら子どもたちの元に向かう。この日は認定こども園のお散歩コースに出張した。山崎さんが選んだ絵本が子どもたちの世界を広げる。雨の日も、風の日も、ロボットが子どもと絵本をつなぐ。山崎さんは「ちっぽけかもしれないけど、ああいう場を提供できることがいいかなと思う」と話す。ロボットと絵本が生み出す豊かな空間。本は好きに借りることも可能で、返却期限も設けていない。「ロボット図書館」は現在1体のみだが、地域の人たちの共感を呼んでおり、中には一緒に新しいロボット図書館を作りたいという人もいる。山崎さんは今後、「地域の人たちとこうした場を広げ、一層絵本に親しみやすい地域にしていけたら」と話す。
協定を結んだのは奄美市と奄美大島ペット防災の会で、おととい奄美市役所で災害時におけるペット同室避難に関する協定締結式が行われた。奄美市では、これまでペットと同じ部屋での避難所の利用はできなかったが、協定によって団体が運営を担う避難所では一緒に避難できるようになる。対象となるのは名瀬運動公園体育館の更衣室、住用公民館2階のホール、太陽が丘運動公園の武道館で、すべて一般の避難所とは別の部屋となる。能登半島地震をはじめ、全国の被災地ではペットを心配して避難所の利用をためらい、自宅にとどまることによる飼い主の体調悪化などが課題となっている。動物の種類は問わないが、しっかりしつけられているペットを想定していて、餌やケージなども飼い主に準備してほしいとしている。
枕崎市出身で国際的なオルゴール編曲家の田代和夫さんの母校である枕崎小学校で、オルゴールの歴史などを学ぶ出前授業が行われた。この出前授業は、枕崎市文化資料センター「南溟館」で開かれている田代さんの功績などを紹介する展示会を主催した団体が企画し、枕崎小学校6年生の児童76人が参加した。講師には、田代さんの息子と親交がある山梨県の「河口湖 音楽と森の美術館」の石澤潤さんが招かれた。
「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を応援しようと、佐渡の魅力を紹介するイベント「金とトキと美味美酒の島・佐渡をさ~どうぞ!展」が仙台市で開催されている。新潟県にある「佐渡島の金山」は17世紀における世界最大の金生産地で、ことし7月にインドで開かれる世界遺産委員会で登録の可否が判断される見通し。仙台市青葉区で今日からはじまったイベントは世界遺産登録に向けた機運を高めようと東北電力が開いた。会場には佐渡の金山の歴史や見どころなどを紹介するパネルが展示されている。また佐渡の日本酒や米といった地元の特産品を販売するコーナーも設けられている。このイベントは仙台市青葉区の「東北電力グリーンプラザ アクアホール」であさってまで開かれている。
「新保ナス」は、明治時代に福井市の啓蒙地区で栽培が始まり、一時期は途絶えたものの、17年前に地元の高校生が冷凍保存された種を使って栽培を復活させた。福井市の啓蒙小学校では地元の伝統野菜に親しんでもらおうと毎年、学校の畑で「新保ナス」を栽培していて、きょうは3年生63人が苗の植え付けを体験した。きょう植えつけられた新保ナスは7月ごろに収穫され、子どもたちが家に持ち帰ったり、学校の料理教室で食べたりするという。
観光地に旅行者が集中し、地域住民の生活や自然環境に影響が出る「オーバーツーリズム」が各地で課題となる中、阿蘇市でも阿蘇山や阿蘇神社など観光地の周辺を中心に渋滞が大きな課題となっている。今月の大型連休中、草千里の駐車場には車の長い列ができていた。こうした中、阿蘇市が地元の観光業者などと新たな対策を取りまとめ、取り組みを支援する観光庁に提出したことが市への取材で分かった。具体的にはAIを活用して車を認識するカメラを一部の観光地の駐車場に設置し、混雑状況をホームページで確認できるようにする他、草原を活用したアクティビティを開発し、観光客の分散を図るなどの対策が盛り込まれているという。阿蘇市は「国に採択され次第、これらの対策を順次始める」としている。
八代警察署には近くの太陽幼稚園の4歳・5歳の園児5人が訪れた。まず八代警察署の柳瀬貴子総務係長が「みんなが植えたヒマワリを見て交通事故にあわないようにしよう、命は大切なんだと思って下さい」と子どもたちに語りかけた。この「ひまわりの絆プロジェクト」という活動は2011年に交通事故で亡くなった京都府の当時4歳の男の子がヒマワリを育てていたことから、その種を引き継いで全国で行われている。園児たちは警察署員や先生等と一緒に花壇に植えた。植えられた種は署員たちが交代で水やりなど世話をしていくという。
きょう紹介するのは岡山局から「パクチーの花」。先月下旬から咲き始め満開になった。数年前から養蜂も行っている。パクチーは種をとるために花を咲かせ、来年栽培するという。
伊藤アナは「この後はテレビ体操で心と体をリフレッシュして下さい」と言った。