ストーリーの面白さから話題となり、口コミの力で今週末には112館で上映される大ヒット映画「侍タイムスリッパー」。幕末からタイムスリップしてきた侍が現代の時代劇撮影所で剣の腕を生かし、斬られ役として奮闘していく物語。メガホンを取ったのは安田淳一監督。普段は農業に従事し、監督としては長編3本目で初の時代劇に挑戦。安田監督の脚本が素晴らしいと東映京都撮影所などが協力。それでもかかった製作費は2600万円。監督は貯金や愛車を売って工面。予算のない撮影現場はプロの俳優たちにとって驚きの連続だったという。安田監督は衣装や編集、車両の運転など11役以上もこなした。
映画「侍タイムスリッパー」のヒロイン役・沙倉ゆうのさんも過去の監督作品に出演していた縁で小道具の調達から助監督までスタッフとしても全力投球だったという。スタッフ10人足らずで映画を完成させた。
映画「侍タイムスリッパー」のヒロイン役・沙倉ゆうのさんも過去の監督作品に出演していた縁で小道具の調達から助監督までスタッフとしても全力投球だったという。スタッフ10人足らずで映画を完成させた。