最近自治体によっては図書館が電子書籍をレンタルする電子図書館サービスを始めている。電子図書館はスマホやPCなどで24時間電子書籍をレンタルすることができ、原則図書館の本と同じように同時に借りることはできない。電子図書館はコロナ禍以降急拡大し、現在全国の約3分の1の自治体が導入している。長野県の県立長野図書館では市町村と県が共同で県民全員が利用できる電子図書館「デジとしょ信州」を作り、特に歴史漫画シリーズが人気。蔵書数は約2万5000冊で、全国平均の7700冊と比較しても充実している。またアメリカの電子図書館システムとも連携していて、1000冊を超える外国語の本も貸し出せるようになっている。他にも電子書籍の読み上げ・ハイライト機能もあり、読書が苦手な人でも気軽に読書を楽しめるようになっている。