随意契約の備蓄米は国と契約した小売業者に玄米の状態で引き渡されるが、多くの小売業者は自前の精米設備を持たないため、精米作業を卸売業者に委託するケースが多くなっている。ただ、中には備蓄米を精米する余力がない卸売業者もあり、安定的な流通に向けた課題になっている。これについて、小泉農相はどれだけ精米する力があるか、事業者ごとに実態調査を行う考えを示した。小泉農相は「精米の能力を持っている一定規模以上の事業者に対して、令和4年から今までの精米の実績も含めて、より全体の状況把握に努めたい」と述べた。
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