随意契約の備蓄米は新米の値崩れ防止のため、販売期限が原則今月末までとされていた。ただ、引き渡し作業などが追いつかず、申し込みがあった30万tのうち、販売されたのは3割程度にとどまり、契約をキャンセルする業者も相次いでいる。直近のスーパーの平均価格は5kgあたり3700円を超えて最大の上げ幅を記録した。来月以降への販売期限の延長は今月で販売を止めた場合、店頭価格が急激に上がる可能性を踏まえたものだが、方針の修正が今後の価格や流通にどう影響するかが焦点になる。
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