元Mrs.GREEN APPLEのドラマー・山中綾華さん(30)。バンド脱退から4年の今もプロドラマーとして舞台に立ち続けている。ライブではサポートメンバーとしてドラムを叩き、生徒を募ってレッスンを行うなどしている。山中さんは高校1年生の時にドラムを始める。2015年に20歳でメジャーデビューをした。青と夏や僕のことなど、今も愛される楽曲が生まれ、徐々にメディアへの露出も増えていった。しかし、華々しい活躍の裏側でドラムとの向き合い方で葛藤するようになっていった。悩み続けた結果、26歳の時にバンドを脱退し、新たな道を歩み始めた。山中さんが選んだライスワークは「社会保険労務士という仕事」。「色んな会社の給与計算をして賞与も計算・明細の作成とバタバタしている」と話す。バンド脱退後2年で社労士試験に合格。去年、正式に社労士として登録された。午後5時過ぎ、ライスワークを終え、これからライフワークへ。週3回のドラム講師の仕事。この日の生徒はロックバンドでスティックを握る女性。この日、2つの仕事と向き合った時間は約10時間。山中さんにとっては、理想の自分を形にするための納得の行く時間の使い方。ライスワークとライフワーク、2つの本業を手に入れた今、かつての自分の歩みをどう見つめているのか。過去の自分を誇りに思えるのは自分らしい働き方を選んだかもしれない。
