きのう天皇皇后両陛下が訪れたのは元日に最大震度7の地震に見舞われた石川県の能登半島。9月には記録的豪雨が発生し今年大きな2度の災害に見舞われた被災地。両陛下はきのう、豪雨により甚大な被害に見舞われた石川・輪島市久手川町の現場を訪れ深く黙礼された。この現場では豪雨で川が氾濫し住宅4棟が流され中学3年生の女子生徒ら4人が亡くなった。両陛下は川の流れや水かさなど当時の状況について説明を受けられたという。続いて訪れた避難所では、豪雨で浸水した仮設住宅から避難してきた被災者などを見舞われた。二度の災害に見舞われた能登の人たちへ心を寄せてこられた両陛下。石川県は両陛下がこれまでも度々訪問され様々な思い出が詰まった場所。1998年に訪れた際には雅子さまの頭にとまった蝶にお二人から満面の笑みがこぼれた。能登には特別な思いをおもちだった。