高額療養費制度、患者の負担増へ。衆議院本会議で石破茂総理大臣は「高額療養費制度の見直し。現役世代を中心に保険料負担は大きな課題となっている。保険料負担の抑制にもつなげるため見直しを行う」と述べた。政府はことし8月から患者の自己負担額を段階的に引き上げる方針を決めている。千葉県に住む濱島さんは29歳のときに乳がんと診断、6年前に再発し現在ステージ4で3週間に1度通院し治療を受けている。濱島さんの場合毎月約4万4000円の自己負担額が将来的に6万円以上になる可能性があるという。負担額引き上げの大きな要因は岸田政権が決めた少子化対策などに投じる費用。3分の1を高額療養費などの社会保障費で賄うとも言われている。12日、がん患者団体は福岡厚生労働大臣に直接引き上げ凍結を求めた。政府は一部修正案を検討しているもののことし8月からの段階的引き上げは変えない姿勢ということ。
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