イチロー氏は日本選手として初の殿堂入りを果たした。オリックス時代は7年連続で首位打者となり、2001年にマリナーズへ移籍すると1年目からMVPと新人王を獲得している。2004年にはシーズン最多安打記録を更新し、19年で3089安打、10年連続ゴールドグラブ賞獲得などの快挙を成し遂げた。得票率は99.7%で1票差で満票を逃す形となったが、イチロー氏は「いろんなことが足りない 人って」「自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生」「不完全だから進もうとできる」と振り返った。長谷川滋利さんはオープン戦で緊張していると話す様子を見せるなど、ウォームアップに緊張感を持って取り組むところがすごいところだとイチロー氏について話した。日米同時の殿堂入りを果たしたイチロー氏は2018年は次の年を信じて練習だけの時間を過ごしたがこの時間はなかなか経験できるものではないと振り返るとともに、2019年の引退の際には何時間経ってもお客さんがとどまってくれたのは僕の支えだと話した。マリナーズの背番号「51」は永久欠番となった。イチロー氏はどこにゴールがあるか分からない、今やってることはその日の限界を迎えることであり、全力では動けない中で全力を目指していると話した。殿堂入りの式典は7月に行われる。
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