東京・八王子市のJR八王子駅から徒歩約15分にある「中華そば 鴨福」は夫婦が営む小さな店で、週4日昼の営業のみ。その限られた時間にスケジュールを合わせ遠方からもお客さんがやってくる。看板メニュー「特製中華そば(醤油)」を紹介。こだわりは「チャーシューは別皿」「スープは岩手がも、国産丸鶏、羅臼昆布、伊吹いりこ、うるめ煮干しを使用」「自家製平打ち麺」「チャーシューはお客さんの目の前であぶって提供」など。超幅広な平打ち麺は3層構造になっており、外側と真ん中で小麦粉が違う。3種類の小麦粉で作る異なる生地を重ねて1枚の生地にしている。別皿で提供されるチャーシューは豚、鶏、鴨の3種盛り。妻・美和子さんは夫のラーメンへの情熱は誰よりも知っている。夫も妻の思いを感じている。午前4時前、スープ作りからスタート。羅臼昆布、伊吹いりこ、岩手がも、国産丸鶏をそれぞれの素材ごとに適した温度と時間で出汁をとる。並行して3層麺作りとチャーシューの仕込みも行う。夫・浩一さんは以前は家電などの修理、販売を生業としていたが、35歳の時「ラーメンの道」へ進むことを決意。37歳の時に初出店するもコロナ禍などの影響もあり閉店も経験。去年5月、新たな地で復活。こだわりの味が多くのリピーターを生み、行列のできる店になった。店主の三井田浩一さんは、期待を裏切らないモノを作る、その一心ですと話した。
住所: 東京都八王子市旭町1
URL: http://www.jreast.co.jp/
URL: http://www.jreast.co.jp/