東京都知事選挙に出馬表明した蓮舫氏は、無所属で臨むとし、反自民政治・非小池都政を打ち出した。小池知事は、あすの都議会で出馬を表明する方向で調整している。自民党は、独自候補の擁立せず、小池知事を支援するとみられる。公明党も、小池知事を支援する見通しだという。東京都の幹部からは、実績を見て評価してもらえたら、小池知事は勝てるなどとの声があがっている。衆院東京15区補選など、小池知事が支援した候補者が相次いで敗北したり、自民党が推薦した候補者がおとといの静岡県知事選挙で敗北したりしたことが、出馬表明の背景にあり、蓮舫氏は、この2週間ぐらいで決断したとしている。自民党の裏金問題を背景に、小池知事が自民の支援をもらえば、票が減ると見込んで、勝ちに行くタイミングはここしかないという算段だという。菊間は、蓮舫氏が出馬を表明したことで、都知事選挙への注目度が高まり、小池都政を振り返るいいきっかけになったなどと話した。玉川は、自民党が小池知事の支援にまわるのか、小池知事が自民党の支援を求めるのか、自民党支持者の票の動きによっては、立憲側が五分五分の勝負とみているのには納得感もあるなどとし、小池知事には学歴詐称疑惑がくすぶっていて、その動きも読めないなどと話した。学歴詐称疑惑について、小池知事は、4月の会見で否定している。都知事選は、来月20日告示、7月7日投開票となる。