衆議院選挙・大阪16区。公明党が新人を擁立して議席を守ろうと目指す選挙区に、日本維新の会が初めて候補者を擁立。立憲民主党の前の議員も立候補して、三つどもえの激しい争いとなっている。日本維新の会の新人の黒田征樹さんは市議会議員を経て、今回初めて、国政選挙に挑戦した。政治とカネの問題を受けた政治改革の必要性を強調している。選挙戦の初日、党の吉村共同代表もクリーンな政治への転換を訴える。公明党の新人で、元参議院議員の山本香苗さん(推薦・自民党)は10回の当選を重ねた党の副代表から地盤を引き継ぎ、組織を挙げた選挙戦を展開している。党の代表を務めた山口常任顧問や石破総理大臣が、自公政権の継続を訴える。立憲民主党の前の議員、森山浩行さんは前回、比例代表で復活当選した。政権交代を再び実現したいと訴えている。党の枝野最高顧問も15年ぶりの小選挙区での議席奪還を訴える。