桜が見頃を迎える中、各地で老齢化の問題が見られるようになった。東京の花見スポットではこの週末、色とりどりの桜が続々と見頃を迎えている。「さくらまつり」が開催されている神代植物公園では早咲きの桜からソメイヨシノまで多くの品種を楽しめる。人気の花見スポット、六義園ではシダレザクラが咲き誇り人々を魅了している。ただ桜の名所で異変も起きている。三重県四日市市で毎年10万人が訪れていた「海老川桜まつり」が今年は中止に。原因はソメイヨシノの老齢化。樹木医が診断した結果倒木の危険があると判断された。実際、桜の倒木で怪我人が出る事態が相次いでいる。京都の産寧坂では去年樹齢100年以上とみられる桜が倒れ下敷きになった男性が重傷を負った。桜の寿命は80年ほどといわれる中、老齢化の問題は各地で。東京の目黒川沿いでは桜の管理のため定期的に大規模なせん定作業が行われている。目黒区によると樹齢70年ほどの木が多いという。10年前の樹木診断では782本の桜のうち、9割が健全か健全に近いという判定だったのが直近の診断では、およそ2割に減少。老齢化に加え、猛暑が悪影響を与えているという指摘もある。東京・調布市、文京区、隅田川、京都市の映像。花見客、海老川桜まつり実行委員会・羽場誓司会長、樹木医・和田博幸さんは「弱った枝を切り詰め、根が張り切った状況で肥料をあげてもう一度再生させることが必要」とコメント。
住所: 東京都文京区本駒込6