米国下院議会で多数派を占める共和党は13日、トランプ前大統領に近いジョーダン議員を議長候補に選出も、党内穏健派からの反対が強く、20日の3回目の投票でもジョーダンは選出に必要な過半数票を得られず。これを受け、共和党はジョーダンの続投について党内で投票。反対多数で候補を選び直すことを決定。来週以降に手続きが行われる。下院では共和党の内部対立で3日に議長が史上初めて解任。法案や予算案などを通せない状況が続き、バイデン政権がイスラエル・ウクライナ支援のための緊急予算を議会に要請する中、議会の機能不全が長期化することへの懸念も高まっている。