11月2日木曜日。アメリカ議会下院で、野党・共和党が、イスラエル支援で2兆円超の予算案を提出し、可決された。バイデン政権は先月、イスラエル・ウクライナ支援を含めた予算案を要求したが、ウクライナ支援は含まれなかった。バイデン大統領は共和党の予算案に対し拒否権を行使する構え。薮中は「アメリカでは、下院の共和党と上院の民主党になっている。共和党内でウクライナ支援はよそうという意見が強い。ゼレンスキー大統領は焦っている。イスラエルは両党支援せざるを得ない。当分アメリカ内は混沌とした状況が続く。ウクライナは膠着、来年には停戦・和平の声が強くなる」と話した。