米国大統領選からの米国・バイデン大統領撤退を求める声が強まっている。大統領選の情勢について。シティグループ証券・高島修さんがスタジオで解説「政治的にはバイデン大統領にとって厳しい状況。市場はトランプ前大統領が返り咲く可能性をかなり強く意識し始めているが、その場合は財政刺激によって米国金利も上がり、米国株も上がり、ドルにもポジティブとの見方が強い。市場の反応を見るとユーロ相場もそうだが、フランスの選挙で不透明感が高まっている割にユーロが下がらず、ドルが上がらず、米国株、米国金利の反応も比較的限られ、思いのほか市場インパクトはない印象」、トランプリスクを織り込む場合について「上下院とも共和党がおさえる場合、米国ドルが5%くらい反発する可能性があるとみている。11月、12月にトランプリスクをドル高として織り込むあたりがドルのピークになって、来年以降、ドルが値崩れしていく展開になると考えている」と話した。