トランプ氏は、銃撃事件直後、控えめなトーンで団結を強調していたが、バイデン大統領が大統領選からの撤退を表明すると、また攻撃的な姿勢に戻っていた。また、黒人記者会の会合では「ハリス氏はインド系ということだけをアピールしていたのに突然黒人になり、今は黒人として知られたがっている」などと発言し、問題となった。また、副大統領候補のバンス氏は、2021年のインタビューで「この国は子どものいない多くの猫好き女性によって動かされている。彼女らは自分の人生や自身のした選択が惨めだから、アメリカの他の人たちも惨めにしたいのだ」と発言し、「夫の連れ子2人の母親であるハリス氏のように、出産経験がない女性や独身の人たちを侮辱的に批判した」と強く反発の声があがっている。中林さんは「結局この発言の意図というのは、猫好きかどうかというより、『社会に相手にしてもらえず猫に相手をしてもらう孤独な女性』というニュアンスがあるのですよね。結局銃撃事件があってもトランプ氏は変わらない人だということが広まりましたね」などと話した。アメリカ大統領選が日本経済に与える影響としては、ハリス陣営が当選した場合は、現政権の体制が引き継ぐと考えられ大きな変化はないとされているが、トランプ陣営が当選した場合は中国の関税引き上げや大型減税により、物価が高騰する懸念があるとされている。