ハリス氏の党大会での演説について高木氏は「バイデン大統領では戦えないと感じていた民主党支持者の期待に応えるような内容だったと思う。中間層の痛みが分かることや、対立を厭わないトランプ氏との違いをアピールすることで、無党派層の獲得も意識したような内容にも思えた」などと話した。ハリス氏独自の経済・移民・外交政策については「ハリス氏の独自色が出たとは言えず、バイデン政権の継承という域を出ていない」などと話した。今後のポイントについては「インフレ対策や移民政策で説得力のある政策を打ち出せなければハリス氏の勢いは一過性に終わる可能性がある。今後主導権争いがますます激しくなると思われる」などと話した。