共和党議員の拍手の中登場したアメリカのトランプ大統領は日本時間のきょう、今後1年間の施政方針を示す演説を行った。一方、野党民主党議員の多くは、席に座ったまま。中には抗議の声を上げ、退出させられる議員もいた。演説では、各国が注目している関税について、貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる相互関税を、4月2日に発動すると表明した。そして、演説開始から1時間20分以上たったとき「ウクライナのゼレンスキー大統領から重要な書簡を受け取った。できるだけ早く交渉のテーブルにつく用意がある。」と述べ、停戦の実現に意欲を示した。およそ1時間40分にわたった今回の演説、アメリカメディアによると、施政方針演説としてはこれまでで最長だったという。