2025年3月5日放送 17:00 - 17:57 NHK総合

午後LIVE ニュースーン
午後5時台 もっと気軽にメンタルケアを

出演者
宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 黒田菜月 田中美都 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
”ウクライナ ゼレンスキー大統領から書簡”

共和党議員の拍手の中登場したアメリカのトランプ大統領は日本時間のきょう、今後1年間の施政方針を示す演説を行った。一方、野党民主党議員の多くは、席に座ったまま。中には抗議の声を上げ、退出させられる議員もいた。演説では、各国が注目している関税について、貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる相互関税を、4月2日に発動すると表明した。そして、演説開始から1時間20分以上たったとき「ウクライナのゼレンスキー大統領から重要な書簡を受け取った。できるだけ早く交渉のテーブルにつく用意がある。」と述べ、停戦の実現に意欲を示した。およそ1時間40分にわたった今回の演説、アメリカメディアによると、施政方針演説としてはこれまでで最長だったという。

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米トランプ大統領 施政方針演説 ウクライナ支援は? 関税は?/米トランプ大統領 施政方針演説 ”分断”象徴するシーンも

スタジオでトランプ大統領の施政方針演説について解説。施政方針演説はアメリカ国内の演説、アメリカ国内向けの演説であり、国際社会や日本から見た場合の関心と順番が異なるという。演説ではまず、トランプ大統領が就任してからの6週間で、100近い大統領令を出したとして、成果を強調した。例えば地球温暖化対策のパリ協定からの離脱であるとか、WHOからの脱退表明、多様性などの理念を追究する政策を撤回するとか、政府の予算カットであるとか、不法移民対策など、こうしたことを強調したという。こうした内容に続いて関税に関して、アメリカ国内での製品の製造については減税すると、その一方で国内、アメリカ国内で製品を作らない会社には、関税をかけるというふうに述べた。その際に、ホンダの中西部インディアナ州の工場を引き合いに出して語ったという。さらに、アメリカより高い関税を課している国、そうした国はフェアではないとして、来月2日以降、そういった国々からの製品に同様の関税をかける相互関税を発動すると主張した。そのときには、EUであるとか、メキシコ、カナダ、中国、インド、韓国などを名指ししていた。さらにウクライナ支援について、ホワイトハウスの会談で、ゼレンスキー大統領と激しい口論で注目されたが、ウクライナでの残忍な紛争を終わらせるために、休むことなく働いていると述べたうえで、きょう、ゼレンスキー大統領から重要な書簡を受け取ったと述べた。書簡の中では、トランプ大統領の力強いリーダーシップで、平和が続くために取り組む、そしてウクライナの主権と独立を守るためのアメリカの貢献を高く評価しているなどと書かれてあったとしている。その上で書簡では、ゼレンスキー大統領は「鉱物資源や安全保障を巡る合意について、いつでも署名する用意があるというふうに書かれていた」と明かした。議場の雰囲気については、与党共和党はトランプ大統領が成果を強調するたびに立ち上がって拍手していた。一方民主党側は、座ったままで拍手せず、反対のプレートを上げるような姿もあった。例えば、バイデン前大統領について、史上最悪の大統領だったといった場面があっただが、民主党の議員はFALSE、うそだといったプレートを掲げたりしていた。一方で、トランプ大統領の主張には、誇張や誤りもあったと指摘されている。ファクトチェック団体や、メディアがファクトチェックをしていたが、例えば関税について、数えきれないほどの国が、アメリカと比べて極めて高い関税を課していると主張したがニューヨーク・タイムズなどは「実際にはアメリカと同じくらいの関税の国が多く、誇張だ」というふうにしている。きょうの施政方針演説、アメリカファースト、自国の利益を最重要視するという、その姿勢をとにかく強調するものであったといえる。

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「トライアル」運営会社 西友を完全子会社に

アメリカの投資ファンドや小売り大手の下で再建を進めてきた総合スーパーの西友を、ディスカウントストア、トライアルを運営する会社が、すべての株式を取得して完全子会社にすると発表した。発表によると、九州地方を中心にディスカウントストア、トライアルを運営しているトライアルホールディングスは、きょうの取締役会で、アメリカの投資ファンドのKKRと小売り大手のウォルマートから、西友のすべての株式を取得し、完全子会社にする方針を決めた。西友は業績不振などから、2008年にウォルマートの完全子会社になって再建を進め、その後はKKRが85%、残りの15%をウォルマートが保有していた。トライアルは、両社から3800億円余りかけてすべての株式を取得し、ことし7月1日に契約完了を目指すとしている。福岡市に本社があるトライアルは、九州地方を中心に、北海道や関東などに300店余りを展開していて、ITの活用で店舗運営のコストを削減し、食品や日用品などを安く販売する低価格戦略を強みとしている。外資の下で自社ブランドの食品などを強化してきた西友を取り込むことで、商品力の強化や店舗網の拡大につなげるねらい。

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伊方原発差し止め裁判 住民の訴え退ける

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について、広島県の住民などが運転の差し止めなどを求めた裁判で、広島地方裁判所は、訴えを退ける判決を言い渡した。判決のあと、裁判所の前では、原告が被ばく拒否の訴え届かずなどと書かれた幕を掲げていた。伊方原発3号機について、瀬戸内海を挟んで対岸の広島県の住民などは、9年前に集団で訴えを起こし、四国電力に対して運転の差し止めなどを求めていた。長期に及んだ審理では、地震や火山に対する安全性が十分かどうかが主な争点となった。きょうの判決で、広島地方裁判所の大浜寿美裁判長は、四国電力は地震や火山噴火などを過小評価しているとはいえず、原告の生命や身体を侵害する具体的な危険が生じているとはいえないとして、訴えを退けた。伊方原発3号機を巡っては、愛媛や大分、山口でも運転の差し止めを求める集団訴訟が起こされているが、去年3月の大分地裁の判決に続いて、住民側の敗訴となった。

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韓国 国会議員”先月約1500人追加投入”

韓国の与党「国民の力」の国会議員は先月下旬、ウクライナを訪問し、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長らと会談し、その内容をきょう、公表した。報告によると北朝鮮の兵士およそ1500人が先月、ウクライナ軍が越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州の近くに投入され、待機しているという。さらに、ロシア極東では、およそ3500人が5か所で訓練を受けていて、追加派兵の規模は合わせて5000人になる可能性があるということだ。一方、これまでに北朝鮮の兵士で死亡したのはおよそ400人、けがをしたのはおよそ3600人で、けがをした兵士のうち300人は、治療を受けたあと、再び戦線に投入されたという。北朝鮮によるロシアへの兵士の派遣を巡っては、ことし1月に一時撤退したと見られていたが、韓国の情報機関は、先月上旬から北朝鮮の部隊が再び戦線に投入されたと明らかにしていた。

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お天気マルシェ
LIVE NHK放送センター

東京 渋谷・NHK放送センターから中継。明日の関東地方は気温が上がるが週末はまた気温が下がるなどアップダウンが激しくなりそう。

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NHK放送センター渋谷(東京)
気象情報

明日の全国の天気を伝えた。

これミトいて

田中美都が撮影した浜離宮恩賜庭園の菜の花の写真を紹介。

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浜離宮恩賜庭園菜の花
とくもり!SHOW TIME
3選手が同じ試合に出場

ドジャースのオープン戦に大谷翔平選手をはじめ、日本の3選手がそろって試合に出場した。先発はオープン戦3試合目の登板となる山本由伸。1回、タイムリーヒットを許すなど、立ち上がりで2点を失ったが。その後は立ち直り3回には2者連続で三振。立ち上がりに不安を残したものの、修正し、4回を2失点にまとめた。オープン戦3試合目の大谷は3回の第2打席、3試合連続ヒットをマークした。この日も二塁ベースに向かう際、脱臼の再発を防ぐため、左手をつかずにスライディングをしていた。山本の後を継いだのは、オープン戦初登板となる佐々木朗希。3イニングを投げて5つの三振を奪い、無失点のピッチングで初めての実戦登板を終えた。佐々木朗希投手は、登板前はワクワクした気持ちと不安がどっちもあったがマウンドに立ってからは集中して投げることが出来たと話した。

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かけつけLIVE
東日本大震災から14年 期待高まる”幻のカキ”養殖

岩手・山田町から中継。東日本大震災から14年となる東北各地の今。岩手・山田町の幻のカキ(ヨーロッパヒラガキ)の養殖を始める取り組みに力を入れているカキ養殖・福士貴広さん。ヨーロッパヒラガキはホタテのような形で貝の表面に紫色のような色が入っているのが特徴。マガキの旬は3月だがヨーロッパヒラガキは9月なので養殖が上手くいけば1年に2回収入を得ることができるようになる。

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トクシュ~ン
心と向き合う“セルフメンタルケア”

今日のテーマは、自分の気持ちを自分でケアするセルフメンタルケア。先週、ネットに掲載されている漫画「非日常活はじめました」が書籍化された漫画家・カマタミワさん。ストレスを抱えたカマタミワさん自身が独自の発想でリフレッシュする方法を見つけ出すというストーリー。例えば、自宅のお風呂で電気を消してキャンドルを付ける、おもちゃの花を浮かべる、トロピカルジュースを用意するなどでちょとしたリセット感を得られたという。他にも知らない町をぶらぶらしたり、あえて終電を逃すなど非日常感を味わう工夫が多くの共感を呼び、ウェブでは閲覧数が530万を記録した。日常で抱えるストレスを心理学の面から軽くできないかという研究もされている。山形大学人文社会科学部准教授・小林正法さんによるとストレス軽減のカギは記憶のコントロールにある。取り組んでいるテーマは「思い出したくない嫌な記憶を思い出しにくくする」。手がかりによって嫌な記憶を思い出してしまわないように、手がかりに関連した他の記憶を考える。すると嫌な記憶の割合が小さくなりストレス軽減につながるという。セルフメンタルケアのAIまで登場。医師や心理士が監修したAIが相談に乗ってくれるアプリは、相談に対して自分とは違う視点の回答を示してくれる。これにより自分の考え方の傾向がわかって心が整理されるという。AIアプリを開発したスタートアップ企業のスタッフの中には公認心理師・臨床心理士が3人在籍。日々AIをチェックして修正を加えている。AIが対応できない深刻な場合は、専門家や相談窓口への問い合わせを勧めている。アプリ開発企業公認心理師臨床心理士・武井友紀さんは、心のことはまだまだ病気になった人だけの印象がある、心をケアすることが身近なことになる文化につながっていけばいいと話した。ただしこのアプリ自体はセルフメンタルケアのサポート手段であって病名の診断などを行うものではないので注意。

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山形大学非日常活はじめました
中継 今日のおまかせ
ミッション “相澤ロボット”の志を継ぐ子どもたちと対決!

神奈川・厚木市の商業施設にあるロボット遊園地から中継。ミッション「相澤ロボットの志を継ぐ子どもたちと対決!」。世界大会に出るという子供たちと志賀隼哉アナがロボットで対決。

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(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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