- 出演者
- 籔内潤也 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉
オープニングの挨拶。
卒業ソングについてトークした。籔内さんは「尾崎豊の卒業」と言い、伊藤さんは「アンジェラ・アキさんの手紙」池田さんは「旅立ちの日に」などと話した。仰げば尊しや蛍の光などは定番だが、卒業の歌は時代とともに変わってきている。年代別思い出の卒業ソングランキング2025では、定番の卒業ソングだった2曲の流れを大きく変えた曲が「贈る言葉」だという。
「贈る言葉」が卒業ソングのランキングに大きく影響しているというが、有本さんによると、ちょうどこの歌が出た頃、学校は校内暴力が社会問題になるぐらい荒れていたため、先生たちはどうしたら生徒たちを一緒にそろって笑顔で卒業させることができるか考え、新しく生徒の気持ちにフィットする曲を取り入れる流れができたという。また有本さんは、「贈る言葉」の長調と短調を行ったり来たりするコード進行が、ポップスに慣れてきた若者たちの心にフィットしたのではと話した。
卒業ソングについてトーク。「贈る言葉」によって歌いたい歌を歌うという時代に変わってきた。「年代別 思い出の卒業ソングランキング2025」の20代・30代1位は「旅立ちの日に」、新たな定番曲となっている。
1991年、埼玉県秩父市の秩父市立影森中学校で「旅立ちの日に」が生まれた。先生たちから卒業生に贈るサプライズとして作られたものだったという。当時校長だった小嶋登さんが書いた歌詞に音楽教諭だった高橋浩美さんが曲を付けて誕生した。先生たちから子供たちのこの曲を贈る日、1991年3月14日が新たな卒業ソングが誕生した瞬間だった。小嶋登さんはこの年で定年退職し、41年間の教師生活を卒業するときでもあった。小嶋さんが歌詞に込めたのは未来に踏み出す者へのエールだった。「旅立ちの日に」は合唱曲として編曲され、翌年学校教諭向けの音楽雑誌に掲載されると全国へ広がり卒業ソングの定番となった。
卒業ソングの誕生秘話について。伊藤海彦は「作曲を15分ぐらいでしてしまう、それだけ歌詞も素晴らしかったということですね」などとコメント。校長先生が書いた歌詞は今も影森中学校に掲げられている。校長先生は2011年に亡くなったということ。
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マーケット情報を吉田記者が解説。トランプ政権によるメキシコなどへの関税措置を受けて外国為替市場では円高が進み、東京株式市場では輸出関連を中心に売り注文が出て日経平均株価が一時900円以上値下がりする場面もあった。
経済部・吉田幸史記者の解説。注目するニュースは「就活スタートも内定すでに4割」。来年春に卒業する大学生の就活が今月から本格化した。一方就職情報大手のリクルートの調査では先月時点の内定率は39．3％と去年の同じ時期をおよそ15％上回っている。背景には深刻化する人手不足、新卒確保で競争激化がある。リクルートの調査ではこの春入社する学生について「採用予定数を確保できなかった」と回答した企業は60.3％にのぼっている。企業としてはできる限り内定を早く出して学生を繋ぎ止めたいという考えがある。政府のルールもあるが、法的拘束力はなく、採用活動は年々早期化してきているという。企業にとっては辞退をいかに防ぐかが大切で、内定を出したあとのフォローも大事になってくる。学生にとっては学業などに打ち込める時間が確保できる一方、長期化すれば学業との両立が難しくなる。
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東日本大震災から14年、きょうは消防団について伝える。消防団は火災などが発生した際に自宅や職場に現場から駆けつけて地域の経験を活かした消火活動や救助活動を行うという。全国的に団員の数が減る中、先月仙台市内の消防団に女子大学生が入団した。宮城教育大学の311ゼミナールでは、教員を目指す学生たちが東日本大震災について学んでいる。千葉奈々子さんは消防団に入団したことを発表した。千葉さんは父親が消防士で、被災地で活動してきたことをよく覚えているという。千葉さんが入団したのは、仙台市中心部の繁華街を抱え、20人余の団員が所属している消防団。
宮城教育大学の女子学生が消防団に入団したことに関するトーク。千葉さんに感化されて同じゼミから西美紗緒さんが入団した。全国的に消防団員の減少は続いていて、多い時期に200万人あまりがいたものの、今年度は76万人あまりまで減少している。特に東日本大震災の被災地は深刻で、震災前と今年度の団員を比較すると2割ほど減少している。一方、学生の消防団員は増加傾向にあるという。スタジオの方々は「若くして地域に貢献したいという心持ちが頼もしい」などと話した。
AEDについてのトーク。心停止した人の命を救う医療機器「AED」は、一般の人が使用できるようになってから20年あまりで、全国におよそ67万代が設置されていて、これまで8000人の命が救われた。一方で、十分に活用できておらず心配機能停止の人にAEDが使われたケースは11％ほど。心肺停止となった人にAEDを使わずに心肺蘇生を行った1ヶ月後の生存率は9.9％であることに対し、AEDを使った場合は50.3％となる。もっと身近に感じてほしいということでAEDのおもちゃが作られたという。
先月おもちゃのAEDが届けられたのは北海道北見市のこども園。子供の頃からAEDに慣れ親しんでほしいと、おもちゃが贈呈された。このおもちゃを開発した坂野恭介さんは、AEDが街中に増える一方で正しく理解されていないのではと危機感を持ち、親しみやすいおもちゃを制作することにしたという。アメリカに住む浅野晴日さんも海外から注文したという。
おもちゃのAEDに関するトーク。購入した方々から「親も一緒に勉強になるのが良い」「面白い試みだと思った」などの声があった。スタジオで実際におもちゃAEDの実演を行った。指示などは本物のAEDと同じとのこと。
Eテレで放送している「カラフル」の番組紹介。主人公は世界各国の10歳前後の子どもたちを描いたドキュメンタリー。子ども自身の言葉で伝えていく番組。今回は日本からけん玉が好きな想縁くんをご紹介。想縁くんは人と話すことが苦手でけん玉を始めて、そこから友達と喋れるようになっていったという。
連続テレビ小説 おむすびの紹介。松平健さん自身最初に台本をもらった時は「これはホラだな」と思ったという。山内惠介について、プロデューサーによると山内さんは当初から出演して欲しいと思っていたとのこと。松平健さんの撮影終了時の映像が流れた。松平さんはこのようなホームドラマに出演したのは初めて。出演者の濱田マリさんは令和の理想の上司を意識して演技をしているという。濱田マリは昨年末の収録で誕生日を祝ってもらったことについて「この年になるとお誕生日おめでとうと言われると嬉しい」などと話した。
箱根から今日のおまかせ中継。箱根は4時になってからずっとみぞれが続いているような状況。近くの小田原は4時時点で2℃ほどで、箱根町は氷点下1℃ほど。きょうのミッションは「箱根ならではの”ゲイシャ”コーヒーを味わえ！」。志賀さんは湯本見番へ向かった。湯本見番は日頃芸者のお稽古を行っている場所という。1月からオープンしたカフェバーは、昼間はお稽古場として、夜はお客様に来て頂ける場所として踊りなどを楽しみながら飲み物が楽しめるという。
今日の募集テーマは「春！にゼッタイすること」。FAX03-5454-2918。メールはQRコードから。福井県の方からメッセージが届いた。
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