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「兵庫県立美術館」 のテレビ露出情報

依頼人の濱口大輝さんは白浜町役場に務め、まちのPRを担当。白良浜は日本にいながら南国リゾートの雰囲気を味わえる。観光気分を盛り上げるために役場の人たちはアロハシャツを仕事着として着用しているという。今年8月には新たなビーチカフェもオープンした。
鴨居玲は1928年に石川県金沢市で生まれ、18歳で金沢美術工芸専門学校に進学後、宮本三郎から「なぜ描くのか 何を描くのか 常におのれに問いかけよ」と叩き込まれ、鴨居は100枚ものデッサンを重ね、目をつぶっても同じポーズが描けるまでになるが、何を描くべきかの答えは見つからず、作風を確立できずにいた。37歳のときに焦燥感にかられて日本を飛び出し、ブラジル・パリ・ローマを放浪。心の混沌が少しずつ解かれ、「描くべきは人だ」と気付いたという。帰国後に「静止した刻」を発表すると、新人の登竜門である第12回安井賞を受賞。さらなる刺激を求めて、43歳の時にスペイン・バルデペーニャスに移住。帰国後、「1982年 私」を描いた頃から酒と睡眠薬が手放せなくなり、狭心症の発作で何度も入院。ひたすら心の闇を見つめ、人間の弱さや醜さを徹底的にさらけ出した末に1985年9月7日に57歳で自ら命を絶った。アトリエには、鮮烈な赤の自画像が残されていた。
濱口さんが鑑定してほしいという依頼品は、鴨居玲の油絵「裸婦」。画面全体が暗い褐色に沈み、胴体だけが浮き上がっていて、横にそむけた顔も表情が判然としない作品だ。鴨居は49歳でスペインから帰国した際、新たな画題として裸婦に挑戦し、求めようとも満たされぬ愛の儚さや孤独の苦しみを表現しようと試行錯誤。依頼品は、その頃の作であるとされる。
住所: 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
URL: http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月15日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
依頼人は滋賀・草津市在住の畠山さん。お宝はスチールカメラマンだった父が遺した「上前智祐の絵」。
上前智祐は18歳で奉公先を飛び出し横浜の画学校へ。しかし水が合わず一週間で退学すると賭博場に入り浸り借金で破滅寸前まで追い込まれた。26歳の時、徴兵検査を機に帰郷し終戦を迎える。描くために働くと決めた上村は28歳でクレーンの運転士免許を取得し川崎重工で働きながら[…続きを読む]

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