兵庫県に住む、イラストレーターのあま子さん。母が長年暮らす一軒家を、生前に家じまいした経験がある。きっかけは母が1人暮らしになったことだった。元々はあま子さんと2人で暮らしていたが、結婚を機に実家を出ることになった。最初のポイントは「母への提案」。あま子さんのアイデアはマンションへの住替えだったが、近所とのつながりなどもあり母は乗り気ではなかったそう。そこで、実家とマンションの2拠点生活を試してもらうことにした。あま子さんの新居と姉の家の近くに、新しいマンションを借り母にそこで暮らしてもらうことに、するとすぐに娘が来られるという安心感や孫に会えるということもあり、お試しを初めて3年で実家を売る決断をしたとのこと。
2つ目のポイントは「実家の売却」。不動産売却サイトに登録し、複数の会社に見積もりを依頼。実家は築40年で古かったため、建物に価値は付かず。売却方法は2つ、家付きで売却するか、さら地で売却するか。あま子さんは、手間の方が大変だとして家付きで売却を選んだ。
3つ目のポイントは、最も大変だった「片づけ」。近くに住むあま子さんの姉は子育て中、兄もいたが遠方に住んでいて協力を仰げず、ほぼ1人で片づけをしたという。仕事の傍ら、30回以上実家に通ったとのこと。中でも難しかったのが「必要な物」と「不要な物」の分別。経験してわかった片づけの極意は「不要な物を捨てる」よりも「必要な物を見つけて抜き出す」というものだった。実家じまいを決め手から約2年、あま子さんの実家は新たな家族へと引き渡された。
2つ目のポイントは「実家の売却」。不動産売却サイトに登録し、複数の会社に見積もりを依頼。実家は築40年で古かったため、建物に価値は付かず。売却方法は2つ、家付きで売却するか、さら地で売却するか。あま子さんは、手間の方が大変だとして家付きで売却を選んだ。
3つ目のポイントは、最も大変だった「片づけ」。近くに住むあま子さんの姉は子育て中、兄もいたが遠方に住んでいて協力を仰げず、ほぼ1人で片づけをしたという。仕事の傍ら、30回以上実家に通ったとのこと。中でも難しかったのが「必要な物」と「不要な物」の分別。経験してわかった片づけの極意は「不要な物を捨てる」よりも「必要な物を見つけて抜き出す」というものだった。実家じまいを決め手から約2年、あま子さんの実家は新たな家族へと引き渡された。