「後天性内斜視」とは、左右の目のどちらかが内側に寄り視線がズレてしまうことで、モノが二重に見えたり、遠近感・立体感がわかりづらくなる。進行すると、手術が必要となる。年齢別では、中高生が多いという。内斜視と診断された患者数は、2014年に4万997人だったのに対し、2019年には4万6338人と、約13%増加している。原因は、スマホなど近くの物をずっと見ていると目が内側に寄ったポジションのまま固まっていくという。対策としては、スマホやゲーム機は30センチ以上空けて見るようにする。内斜視の簡単な確認方法は、片方の目で文字を見た後に両方の目で見ること。両目でダブってみえたり片目のほうが見やすかったりすると、内斜視の可能性が高いという。