ことしの春闘では大手企業を中心に高い水準の賃上げ回答が相次いだ。平均の賃上げ率は5.17%と33年ぶりの高い水準となった。一方で先月の景気ウォッチャー調査では物価上昇による消費の押し下げや原材料高による企業の負担を懸念する声が寄せられ、景気の現状を示す指数が2か月連続で前の月を下回った。来月からは電気ガス料金も値上がりする。高山氏は消費者が賃上げがされる未来が思い描けず不安になっているのを感じる。クラフト氏は満額回答は労働交渉の中ではあってはいけない、中には提示した金額より多く回答してる企業もおりこれは労働組合自体がデフレマインドにあると述べた。早川氏はデフレマインドは色んなところに残っている、物価上昇率の見通しを見ても毎回必ずエコノミストの見方よりも高いと述べた。清水氏は無理やり欧米に追いつくよりはデフレマインドのまま日本の良さを続けていくほうが良いかもしれない、デフレマインドで困っていなかったのはサブスクやカーシェアリングなど安くても楽しく生活できる術があったからでもっと注目していくのも手と述べた。