南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」について、このまま地震活動や地殻変動に変化がなければ、あさって午後5時に臨時情報の呼びかけが終了する見通し。今月8日に宮崎県日向灘を震源とする震度6弱の地震が発生した後、南海トラフ想定震源域で起きた震度1以上の地震は、きょう正午までに23回観測されているが、きのう正午からは一度も観測されていない。気象庁はきょう、「地震活動はいまだ活発な状態だが、地震後に通常みられる変化以外は観測されていない」と発表した。また、内閣府の防災担当者によると、このまま地震活動や地殻変動に変化がみられなければ、あさって午後5時で「巨大地震注意」の臨時情報の呼びかけを終了する予定。