災害時に食料等とともに数日分の下着を備蓄することの大切さを知ってもらおうという催しが仙台市で開かれている。大阪の下着メーカーが企画した。会場には避難する際に持ち運びやすく、洗濯しやすい防災下着と称してポリウレタンなどの素材が使われ、ワイヤーがなくかさばらないブラジャーが展示されている。手洗いして濡れた下着を簡単に脱水できるグッズもあわせて紹介している。2年前の内閣府の調査では、全国の自治体で女性用下着の備蓄率はおよそ12%だったほか、メーカーが去年顧客に行ったアンケート調査でも防災バッグに下着を常備していると答えた人は16%あまりだったという。この催しはエスパル仙台本館2階で今月22日まで開かれている。