今月22日に東京都が「富士山降灰 特設サイト」を公開。交通インフラでは道路の渋滞や交通網のマヒによる帰宅難民などの影響が予測される。ライフラインでは上水道の水質悪化や下水道の逆流などの恐れがあるという。人体では目・鼻・喉に影響が出るとされる。約300年前に富士山が噴火した際は、火山灰は関東平野を越えて海に到達したという。内閣府が3月に公表した資料によると、都内ではほぼ全域で3cm以上火山灰が降り積もると予測されている。気象庁は「降灰予報」を出しており、また火山灰に関する警報・注意報を導入する方針も決定している。降灰中はできるだけ自宅に留まり、窓やドアを閉めて火山灰の侵入を防ぐことが重要だという。やむを得ず外出する場合はゴーグルとマスクを着用し、車の運転は極力控えるべきだという。そして備えとして防災グッズや7日分以上の食料品を確保しておく必要があるとのこと。八代さんは「富士山は活火山なので日頃から備えておく必要はある」などと話した。