”植田ショック”ではなく異次元緩和のツケ。加藤さんが解説。日銀の中央銀行保有証券の減額ペースはほかの中央銀行に比べるとかなり遅い。加藤さんは「日銀の資産の規模は超巨大なのに縮小ペースは一番遅いということになると圧倒的な緩和状態が長く続きやすいというのが今後も続く」という。中央銀行の実質政策金利を比較すると日本は圧倒的に低い。中小企業に聞いた「自社にとって望ましい為替レート」は140円未満93%、130%未満77%。日銀、次の利上げは?加藤さんは「本来は次の利上げは10月だと思うんですけど、次の利上げはアメリカ大統領選挙後も世界経済に波乱がないなと確認できてから、まぁ12月になるのかなと今のところは見ております」などと話した。加藤さんは経済学者ラグラム・ラジャン氏の2023年3月の論文を紹介し、それは今の日本の状況を言っているようだとした。