24日の外国為替市場では、日銀が金融政策の正常化を早めるのではないかという見方が強まったことなどから円高が進み、円相場は一時1ドル153円台前半まで値上がりした。24日のロンドン外国為替市場では円高が加速し、円相場は一時1ドル153円台後半まで値上がりした。その後のニューヨーク市場でもさらに円を買う動きが続き、1ドル153円台前半まで円高ドル安が進んだ。円相場が1ドル153円台をつけるのはことし5月中旬以来、およそ2か月ぶり。円相場は現在1ドル153円台で取り引きされている。日銀が来週金融政策を決める会合を開くのを前に金融政策の正常化を早めるのではないかという見方が出ていて、市場関係者は「日銀に利上げを求める声が出る中、日銀が利上げを検討しているという報道が出ていることもあって、円が買われやすくなっている」と話している。