今年10月に駅伝シーズンが開幕。駒澤大学の鈴木芽吹は出雲駅伝でアンカーを担い区間賞の快走、チームも連覇を達成した。さらに全日本大学駅伝ではエースが集う7区で区間3位の走りを見せ、チームは4連覇。史上初の2年連続大学駅伝3冠へ王手をかけた。いよいよ12日後に迫った「第100回 箱根駅伝」。先週取材に応じたキャプテンでエースの鈴木芽吹はこの1年での変化について「キャプテンという立場になったことから、いままで自分が見えてこなかったものが見えてきたり、チームメートが良い結果を出した時は本当に嬉しい。そういう気持ちは去年まではまったくなかった訳では無いが、ここまで大きく感じるときはなかった」と話す。4年生、最後の箱根駅伝については「結果で切磋琢磨して高めあってきた仲間たちなので、そういう存在がいたから今の自分があるのは確か。本当に感謝したいし、勝ちたいけど勝つことよりも後悔なくみんなでやりきったという形で終われるのが理想としている終わり方なので、その上で勝てれば本当に最高」と語った。あすは駒澤に立ち向かう注目校を紹介する。