イカの街として知られる北海道・函館。ご当地ヒーロー「函館鮮士イカダベッサー」というご当地ヒーローが存在するほどとなっているが、6月に解禁し翌年までの1月まで水揚げが行われるスルメイカは過去最低の317tに留まった。これは2008年の8924tを大きく下回るものとなっている。このことから1キロあたりの単価も2008年の225円から23年は1344円まで上がってしまった。漁師も不漁の余り漁に出るのを見送る日があるなどと話す様子を見せている。専門家の桜井泰憲氏は海水温が高く対馬海峡から日本海まで生き残れない説、東シナ海から流れる黒潮が蛇行してしまっている説、北朝鮮や中国による乱獲説があるという。