はやぶさ2号が小惑星から持ち帰った砂が、生命の起源を解き明かすカギになるのではないかと期待されている。昨年11月、NASAのアルテミス計画が始動した。課題となるのは住居と食料。地球から物を運ぶのは1kgあたり1億円と莫大な費用がかかるため、地産地消ならぬ“月産月消”が欠かせない。月面基地を造るための建設材料の作成について研究している機関では、月の砂をレンジでチンして硬い素材を造ることなどに成功した。コンクリートの約10倍の強度がある。
愛知県の宇宙兄弟と呼ばれている西田兄弟は、月面で野菜を生産する技術を研究している。世界各国で同様の研究が行われているが、成功しているのは西田兄弟だけだという。成功のカギは「土」で、微生物を住ませるための特殊な加工をしている。国も2040年に月面で1,000人が暮らすことを前提に、食糧生産に関する研究を進めようとしている。
愛知県の宇宙兄弟と呼ばれている西田兄弟は、月面で野菜を生産する技術を研究している。世界各国で同様の研究が行われているが、成功しているのは西田兄弟だけだという。成功のカギは「土」で、微生物を住ませるための特殊な加工をしている。国も2040年に月面で1,000人が暮らすことを前提に、食糧生産に関する研究を進めようとしている。