楽しくアクション!SDGsキャンペーン。今日は過疎に悩む地域を救う築100年のホテルに迫った。都心から車で2時間ほど。大自然に囲まれた群馬県前橋市の赤城山エリア。見えてきたのは広大な土地にある大きな古民家。室内をのぞくと人口減少や高齢化が進む地域にもかかわらず、多くの若者が食事を楽しんだり。プライベートサウナと水風呂でととのう人の姿も。実はここ、空き家をリノベーションした古民家ホテル。過疎地域の課題解決にもつながる地域再興をコンセプトにした新たなホテルの形とは。群馬県前橋市赤城山の麓に今年から新たに誕生した古民家ホテル「赤城宿」。都会のけん騒を離れ開放感を味わえるホテルや、心安らぐインテリアが特徴のホテルなど5棟6部屋を用意。実は全て築100年ほどの空き家をリノベーションしている。古民家ホテルを中心とした関係人口の増加や新たな雇用創出の役割などを担い過疎地域の課題解決につなげていきたい考え。この日は多くの若者がリノベーションイベントに参加している姿が。職人の説明を受けながら塗装などを体験。他の宿では大自然を感じながらプライベートサウナを楽しむ人たちの姿が。食事は地元の豚肉を使用したサ飯が用意されている。各宿1日1組限定だからこそできるおもてなしや地域と密接したイベント食事を提供することが可能に。今回のプロジェクトを展開するるうふは山梨県、千葉県などを中心に古民家ホテルを運営。限界集落となった地域で年間3000人以上の観光客が訪れるようになった事例も出てきている。