群馬県前橋市の小川晶前市長がホテルでの密会問題を受け辞職したことに伴う前橋市長選挙は投開票が行われ、小川氏が再選を果たした。前橋市長に再選された前市長の小川晶氏は本人の意向で当選のバンザイはしなかったが、支持者と抱き合うなどして当選を喜び、涙を見せる場面もあった。今回の市長選挙は既婚者の男性職員と複数回ホテルを利用していた問題を受け小川氏が辞職したことにともなうもので、小川氏は出直し選挙への出馬にあたり、ホテルでの密会問題をあらためて陳謝。そして市民との対話集会を連日行うなど草の根的な選挙戦を展開し、給食無償化など1期目の実績をアピールして支持を広げ、新人4人を破った。一方、次点となった新人の丸山彬氏は群馬県の山本一太知事や市議会の自民党系会派などから支援を受け、組織戦を展開。「誇れる前橋を取り戻したい」などと市政の刷新を訴えたが及ばなかった。投票率は47.32%と前回より8ポイント近く高くなった。今後、8割以上の議員が辞職勧告書をつきつけた市議会とどのような姿勢で向き合っていくのかが課題となる。
