きょうも関東甲信では猛烈な暑さとなった一方で午後には各地で雨雲が発達して非常に激しい雨が降ったところがある。気象庁によると東京都の板橋区付近と練馬区付近ではレーダーによる解析で午後6時30分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られる。埼玉県の朝霞市本町では午後6時30分までの1時間に107ミリの猛烈な雨を観測した。また朝霞市付近ではレーダーによる解析で午後6時30分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られる。災害が発生する危険が迫っていることから気象庁は記録的短時間大雨情報を発表して安全を確保するよう呼びかけている。一方、甲府市は日中の最高気温が36．7度を観測した。このほか関東甲信では埼玉県寄居町で37．8度、栃木県佐野市で37度ちょうど、東京の都心で35．6度などと猛烈な暑さとなった。あすの朝にかけては関東南部を中心に熱帯夜となるほかあすの最高気温は甲府市で37度、横浜市やさいたま市、前橋市で35度と猛烈な暑さとなる見込み。熱中症警戒アラートが神奈川県、長野県に発表されており、熱中症への対策を徹底してほしい。また日中の気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で関東甲信は大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨雲が発達している。この時間は埼玉県や東京都で雨が強まり午後6時までの1時間には埼玉県が朝霞市に設置した雨量計で69ミリ、東京都が東久留米市に設置した雨量計で64ミリの非常に激しい雨を観測した。この雨で都内では氾濫危険水位を超えている川がある。大気の非常に不安定な状態は今夜遅くにかけて続く見込みで気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、氾濫に警戒し落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうに十分注意するよう呼びかけている。