過去の総裁選挙では派閥の意向が影響したケースが多く見られた。各候補の推薦人名簿を確認していく。小林鷹之氏は、最も多いのは無派閥7人、麻生派と旧二階派がそれぞれ4人など。茂木敏充氏は、旧茂木派が中心で、20人中13人を占めている。林芳正氏は、旧岸田派議員や旧岸田派が支援にあたった当選1回の議員が中心。石破内閣閣僚2人も推薦人。高市早苗氏は、党内から幅広く名を連ねた。前回の推薦人には政治資金収支報告書に不記載があった議員が13人含まれていたが、今回該当者はいない。小泉進次郎氏は、派閥や旧派閥からも幅広く名を連ねた。前回争った加藤財務大臣や石破内閣閣僚3人も推薦人。