英国はクリーンエネルギー転換に向け準備を進め、石炭火力発電を廃止する。英国は150年前から火力発電のため石炭を使用していた。しかし産業国の中でトップを切って火力発電を完全に廃止することになる。フランスは2027年、カナダは2030年、ドイツは2038年までに廃止する計画。英国はノッティンガム近郊にある最後の火力発電所を停止する時が来た。1968年以降、石炭による火力発電が行われ、産業国英国を強大なものとした。石炭は怒りをぶつける対象ともなってきた。80年代半ば、炭鉱閉鎖に反対し、炭鉱労働者が激しい抗議行動を起こしたが、政権の緊縮財政計画に屈服した。英国は原子力発電によるエネルギーを未来エネルギーとしている。原発の新設も行う。